回線博士では、会社・サービスデータに登録された「基本評価・総合評価」と、利用者の回答に応じて候補を並べ替える「診断相性度」を使用しています。
この2つは目的と計算方法が異なります。診断相性度は、サービス自体の絶対的な品質を示す点数ではなく、入力された回答とその時点の比較候補に対する適合度を表す参考値です。
確認対象実装:子テーマ v1.1.8-v141
インターネット診断初期設定:V112
汎用結果表示:V113
本ページの最終確認日:2026年7月14日
1. 基本評価・総合評価
基本評価・総合評価は、会社・サービスデータに登録されている評価値です。会社一覧やランキングでは、登録済みの総合評価を読み取り、総合評価が高い順に表示する場合があります。
現行のテーマ表示処理は、表示のたびに個別評価から総合評価を再計算する方式ではありません。管理データに登録されている評価値を読み取って表示します。
主な登録済み評価項目
| 評価項目 | 主なデータ項目 | 確認内容の例 |
|---|---|---|
| 料金評価 | price_evaluation | 月額料金、実質月額、初期費用、工事費、解約費用、契約期間、特典額、セット割等 |
| 通信評価 | communication_evaluation | 下り速度、上り速度、Ping、IPv6、速度・エリアに関する注記等 |
| 導入評価 | setup_evaluation | 工事の要否、開通期間、工事費、回線タイプ、利用場所、持ち運び可否等 |
| 容量評価 | capacity_evaluation | 月間データ容量、同時接続台数、速度制限、利用場面、持ち運び可否等 |
| サポート評価 | support_evaluation | 問い合わせ、店舗対応、契約期間、解約費用、支払い方法、注意点等 |
| キャンペーン評価 | campaign_evaluation | 特典内容、適用条件、特典額、受付状況、セット割等 |
| 支払い評価 | pay_evaluation | クレジットカード、口座振替等の支払い方法 |
| 総合評価 | scores_overall/total_evaluation | 会社一覧、比較、ランキング等で使用する登録済みの総合値 |
評価値を更新する際は、各社公式サイト、料金表、提供条件書、重要事項説明書、約款、公式発表等を優先して確認します。ただし、元データを確認できない場合や、条件が異なるサービス同士を直接比較できない場合があります。
2. 診断相性度
診断相性度は、利用者の回答に応じて候補を絞り込み、並び替えるために使用します。基本評価・総合評価とは別の値です。
現行実装には、画面・設定経路に応じて、価格・速度・登録済み評価を用いる簡易計算と、複数の評価軸を用いる6軸計算があります。
3. 簡易診断の候補絞り込み
簡易診断では、選択された回答に設定されている条件を候補へ適用します。予算が入力されている場合は、原則として予算以下の候補を絞り込み条件へ追加します。
回答に条件が設定されていない場合は、利用量等の回答区分に応じた候補抽出へ切り替える場合があります。
4. 簡易診断の重み
簡易診断では、次の初期係数に、選択肢ごとに設定された料金・速度・評価の加算値を加えます。
| 項目 | 初期係数 |
|---|---|
| 料金 | 0.55 |
| 速度 | 0.15 |
| 登録済み評価 | 0.25 |
回答に設定された加算値を反映した後、3項目の合計が1になるように正規化します。すべての重みが0以下になった場合は、料金の重みを1として処理します。
5. 簡易診断の正規化
絞り込まれた候補の中で、料金、速度、登録済み評価を0~1の範囲へ変換します。
料金
料金は安い候補ほど高くなるように計算します。
料金正規化値 =(候補内の最高料金-対象料金)÷(候補内の最高料金-候補内の最低料金)
最高料金と最低料金が同じ場合は、料金正規化値を1とします。計算結果は0~1の範囲に制限します。
速度
速度正規化値 = 対象速度 ÷ 候補内の最高速度
候補内の最高速度が取得できない場合は0とし、計算結果は0~1の範囲に制限します。
登録済み評価
評価正規化値 = 対象の登録済み評価 ÷ 候補内の最高評価
候補内の最高評価が取得できない場合は0とし、計算結果は0~1の範囲に制限します。
6. 簡易診断の最終値
簡易診断値 = 料金重み × 料金正規化値 + 速度重み × 速度正規化値 + 評価重み × 評価正規化値 + 設定された追加ボーナス
簡易診断値が高い候補から順に並べます。表示時には0~100相当へ換算する場合があります。追加ボーナスは、該当する回答項目と候補情報が設定されている場合に限って反映されます。
7. 6軸診断
インターネット診断の現行初期設定では、主に次の6軸を使用します。
- 安さ
- 速度
- 導入
- 容量
- サポート
- 特典
軸名は診断設定によって変更される場合があります。
8. 各軸の点数
各軸は50点を基準とし、回答条件に一致するルールで増減した値を加えます。
軸スコア = 50 + ルールによる増減値
- 小数を丸めて整数にします。
- 0未満は0、100を超える場合は100とします。
- 増減値が設定されていない軸は50になります。
現行の実行処理で利用する主な回答条件は、「回答が指定値と一致」「複数候補のいずれかと一致」「複数選択回答に指定値を含む」「常に適用」です。複数条件はANDで判定します。
現行の主な処理は、計算項目の作成、軸点の加減算、数値条件による候補フィルタです。
9. 6軸診断の相性度
候補データに事前計算された相性値がある場合は、その値を優先します。現行処理が確認する主な項目は次のとおりです。
- __final
- weighted_score
- compat_weighted
- compat_pct
- compat_percent
事前計算値が1以下の場合は100倍し、0~100の範囲に制限して整数へ丸めます。
事前計算値がない場合は、数値として取得できた各軸スコアの単純平均を相性度とします。
相性度 = 数値として取得できた軸スコアの合計 ÷ 軸数
相性度は0~100の範囲に制限し、整数へ丸めます。相性度が高い順に並べ、同点の場合はサービス名順に表示します。
10. 診断グループと軸比率
診断設定には、かんたん診断、安さ重視、速度重視、工事なし、初心者向け等のグループと、表示用の軸比率が設定されています。
現行のサーバー側最終相性度は、候補に事前計算値がある場合はその値を使用し、ない場合は各軸の単純平均で計算します。グループ別に設定された表示用の軸比率を、最終相性度の加重平均には使用していません。
11. 比較対象と表示順位が変わる場合
- 利用者の回答が変わった場合
- 予算や利用条件が変わった場合
- 候補データの料金、速度、評価値等が更新された場合
- 比較対象となるサービスが追加・削除された場合
- 診断設定、条件、重み、軸調整等が更新された場合
簡易診断の料金・速度・評価は、その時点で絞り込まれた候補内の最大値・最小値を用いるため、比較対象が変わると同じサービスの診断値が変わる場合があります。
12. データが不足している場合
必要な料金、速度、登録済み評価、軸調整値等を取得できない場合、その項目を0として扱う、基準値のまま扱う、候補を除外する等、使用する診断経路や設定によって処理が異なる場合があります。
掲載情報がないことや、診断で上位に表示されないことが、サービスの品質が低いことを直接意味するものではありません。
13. 回線カテゴリ
候補データでは、光回線、ホームルーター、モバイルWi-Fi、テザリング等を、回線カテゴリ、プラン種別、利用場所、持ち運び可否、工事の要否等の項目で管理します。
同じブランド名でも、光回線、ホームルーター、モバイルWi-Fi等の異なるサービスがある場合は、サービス名・プラン名・回線カテゴリを確認して扱います。
14. 広告と評価の分離
当サイトはアフィリエイト広告を利用していますが、広告契約の有無、成果報酬額、広告単価を、基本評価・総合評価・診断相性度の計算変数として使用しません。
ただし、当サイトがすべての通信サービスを網羅しているとは限りません。データ登録や診断対象に含まれていないサービスは、結果に表示されません。
15. 回答・結果データの保存
診断では、回答内容、候補結果、診断グループ、並び替え条件、最上位候補等を、結果表示、状態復元、分析、改善、不正利用防止等のために保存する場合があります。
保存する情報、Cookie、ブラウザ保存、LINE操作ログ等については、プライバシーポリシーをご確認ください。
16. 評価と診断の限界
基本評価と診断相性度は、一定のデータと条件に基づく参考情報です。住所、建物設備、配線方式、利用時間帯、端末、同時接続数、申込窓口、スマホ契約、工事状況等によって、実際の料金、提供可否、通信品質、特典適用は異なります。
申込み前には、提供エリア、正式な見積額、重要事項説明、契約期間、工事費、端末残債、解約条件、キャンペーン受取条件を、公式サイトまたは提供会社へ必ず確認してください。
17. 訂正・改善依頼
評価データの誤り、サービス内容の変更、診断結果の不具合、算出方法へのご意見は、お問い合わせフォームから、対象ページURL、該当項目、確認できる公式情報、発生した操作等をお知らせください。
最終更新日:2026年7月14日
